【脱公務員したい理由】公務員が向いていないと思った3つの「ない」

公務員の話

公務員辞めたいと思ったことありませんか?

どうもけーぼうです。わたしは、民間企業に7年間勤めた後、公務員に転職しました。

転職直後は、

「憧れだった安定の公務員になれた!」
「一生安泰の職場でやっていくぞ!」

と思っていました。

が、今では、公務員の仕事や職場環境は自分には向いていないと思うように…。

さて、今回は

・公務員を辞めようか悩んでいる人
・公務員になりたいけど実際どうなのという人
・公務員が向いてなさすぎて、毎日憂鬱な人(←わたしです。)

に向けて記事を書きます。

この記事を読めば、

・現役公務員が感じた仕事の実態
・理想と現実のギャップ
・公務員を辞める決心がつく?

これらの情報を知ることができます。

それでは早速、まいりましょう。

向いていないと思った3つの「ない」

転職前の公務員のイメージは、

・安定してる最高!
・社会貢献度が高い感謝される!
・様々な事業にチャレンジできる!

こんなイメージを抱いて転職しました。

しかし、仕事を経験したり、周りの話を聞いたりする中で、3つの「ない」を感じたので、わたしには向いていないと思うようになりました。
3つの「ない」について紹介します。

成長を実感でき「ない」

公務員を5年間やってきました。
しかし、自分の中で成長しているという実感がありません。

これは、民間のときより、「成長意欲」が薄れてきているのが本音です。

公務員は民間企業と違って、利益をあげる必要がありません。
決められたことをしっかり間違えずにこなすような仕事が多くあります。
とにかく型にハマった仕事が多い。

おそらく公務員は他の職種と比べて、「ミスは絶対にしてはいけない」という考えが強いのかなと思います。
だからマニュアルに沿ってやれば、誰にでもできる作業が多いです。

思考停止でやる作業は苦痛で
時間が経つのがとてもとても遅いです…。

あと基本的に上司の指示に従いながら業務を行う必要があります。
これは公務員独特の仕事のスタイルなのかなと思います。

なので自分に裁量はなく、何かするには些細なことでも決裁が必要になります。
そのあたりもわたしにとっては、「そこまでやらなアカン?」ということが多く、
社会人になってからこんなにハンコをつく機会があるとは思っていませんでした。

わたしは総務の仕事をしているのですが、基本的に自分で考えて行う仕事はありません。
毎年同じようなことをマニュアルに沿ってやる事務作業が中心です。

・国や他県からの調査に対して回答を行う。
・郵便物の仕分け
・文書の整理や廃棄の手続き
・委託業者との契約(入札で行う)
・その他雑用

特に難しいことはありません。(マニュアルに沿ってしっかり行えます)
むしろ何も考えずにできることが多いので、慣れてくるとつまらなく感じることばかりです。
まだ経験した部署が2つなので、実体験ではないのですが、他部署(市民対応の部署やイベントを行う部署)も基本的には、毎日、毎年同じことを繰り返しているという印象でした(同期と話している限りでは…)

とにかく言われたことをやり続けるのが苦手な人にとっては、公務員は向いていないのかもしれません。

周りに感謝されやすい仕事では「ない」

公務員の仕事は、人から感謝されたりすることが少ないです。

なぜかと考えたら公務員の仕事は、生活の「当たり前」を提供しています。
住民からしたらやってもらって当たり前のことをサービスとして提供しているので、「ありがとう」といっていただける機会が非常に少ない。

むしろできないと「なんでそんなこともできないの?」とお叱りを受けることの方が多いです。

これは住民さんだけではなく、職員間でもだと感じます。

できて当たり前のことだという認識が強いため、仕事をしていても面白みがないし、自分には向いていないと思いました。

新しいことに挑戦でき「ない」

公務員は変化を嫌う職業だと思います。

業務のやり方を変えようと提案すると必ずといっていいほど

「前からこのやり方でやってるから大丈夫」

という一言で片付けられることが多い。

変えるのが面倒くさいのかもしれませんが、その分無駄な作業が多い。

作業量だけ増えて実際の成果には結びついていないことがたくさんあります。

中には、いろんなことを変えようと試行錯誤されている方もいますが、
上の役職に行けば行くほど、変化を嫌う人が多いような印象があります。
そして、上司に反抗してまで、自分の意見を推し進める人はいないです。

なので、職場の上司の考え方がもろに出てしまっていると思います。

「郷に入っては郷に従え」です。

向いていない仕事から感じたこと

わたしにとって公務員の仕事は向いていませんでした。

でも公務員になったことは、後悔している反面、良かったとも思っています。

なぜなら「自分には合っていなかった」ということがわかったから。

人生は経験しないとわからないことも多いです。

公務員の一番の魅力は「安定している」ことだと思います。

ただ自分には「安定している」ということが合っていないことがわかりました。

「失敗を重ねることで、成功に近づくことができる」

いろんな本やブログを見るなかで、このような言葉を見る機会が多くあります。

けど、世間一般の公務員の印象は、

「一生安泰」
「定時に帰れて給与はしっかりもらえる」

こんな印象なので、自分が辞めたいと周りに言っても、

「辞めるなんてとんでもない!」

と罵倒されるように言われました。

でも、自分の人生を他人の勝手なイメージに縛られるのはどうかと思います。

自分の人生は自分で切り拓く。

思考停止になるんじゃなくて、熱く情熱を注げる仕事がしたい。
それが公務員ではできなかっただけのこと。

いろんな壁を乗り越えて、わたしは行動します。

そのために記事を書くことを通じて、自分の武器を手に入れたい。
んで同じようにくすぶっている人に武器を配れたらと感じています。

それでは、またっ。

コメント