【心の守り方】『STRONGER「超一流のメンタル」を手に入れる』をレビュー

書評

心のボディアーマ欲しい…。しかもカッコイイやつ!

どうもけーぼうです。

今回は、『STRONGER「超一流のメンタル」を手に入れる』を読んだ感想と本の内容をどのようにアウトプットしていくのかを紹介します。

この記事は、

・仕事がうまくいかず、毎日ストレスを感じている公務員
・就職活動で不採用が続き、心が折れそうな学生さん
・心のボディアーマを身につけて無敵になりたい人(←わたしです)

こんな人に向けて書いています。

この記事を読めば、

・超一流のメンタルを手に入れるためヒントが手に入る
・心が折れそうなときの対処法がわかる
・心のボディアーマが手に入り無敵で最強な自分になれる(カッコイイ)

以上、3つのメリットを手に入れましょう。

それでは、早速まいりましょう。

感想

この本の著者は、臨床医、ビジネスパーソン、軍人という、全く違う人生を歩んだ人が書いています。

それぞれが違う人生を歩んでいて、体験してきたストレスもさまざまです。

しかし著者は、総じて成功者には共通の力があるということに気づき、その共通の力について成功者の具体的なエピソードを交えて語っています。

その共通する力が「レジリエンス」という要素です。

レジリエンスとは、

  • 逆境を受け入れる力
  • 逆境から立ち直る力
  • 逆境から飛躍する力

という意味であり、逆境でも折れない強い心の持ちとも言えます。

バスケットボールの神様マイケル・ジョーダンやアップルの創始者スティーブ・ジョブスといった、高い目標を達成してきた成功者にも、「レジリエンス」の要素が備わっているということでした。

けーぼう
けーぼう

そもそも、才能があるから強い心を持っていたのでは?

そう思ったそこのあなた。

実は、レジリエンスって

  • 訓練で身につけることができる
  • 特殊な才能は必要はない
  • 5つの要素を理解して実践する


つまり、誰でも手に入る力だということ。

しかし、成功者を見ると

才能があったから」「頭がいいから」「育った環境がいいから

と思いがちですが、本書では、成功者は逆境や失敗に対する向き合い方が上手いと書いてありました。

なので、レジリエンスを身につけるためには、自分自身の態度や考え方を変えることが重要です。

でも自分は心が弱いから…という方

心は弱いままで大丈夫。

なぜならレジリエンスは心のボティアーマとも呼ばれているので、弱い心を守ってくれる防弾チョッキ的なものだと思ってください。

ロックマンXのボティアーマと同じです

ステージに隠されているボディアーマを装備するとロックマンの防御力は上がって強くなります。

しかし、あれはロックマンの身体が、硬く強くなったわけではなく、ライト博士の開発したボティアーマのおかげで強くなってるんですよね。(ロックマンXがわからない人すみません…)

なので、心が弱いからこそ、心のボディアーマを自分で作って装備することが重要です。

それでは、次にレジリエンス(心のボディアーマ)を構成する5つの要素とどのように身につけていくのかを解説します。

5つの要素と身につける方法

 生きていれば、いつか必ず逆境に直面することになる。そんなとき、いったいどうやって乗り切り、そして立ち直るのか。
 予期せぬ試練に見舞われると、人は足元ががらがらと崩れるほどの衝撃を受ける。そこでカギとなるのが、超一流のメンタルの証しであるレジリエンスだ。

『STRONGER「超一流のメンタル」を手に入れる』P4より引用

レジリエンス=心のボディアーマを手に入れることができれば、超一流のメンタルが手に入ります。

身体を守るボディアーマに部品があるように、心のボディアーマにも部品があります。

心のボディアーマを構成する要素は次の5つです。

  • 能動的な楽観主義(自信を持つ)
  • 決断力と行動力(失敗を恐れず挑戦する)
  • 道徳的な指針(信用を得る)
  • 粘り強さ(成功に近づく)
  • 周囲のサポート(みんなで逆境を越える)

それでは、一つずつ見ていきましょう。

能動的な楽観主義

能動的な楽観主義とは、「自分はできるんだ」と思う思考です。自信を持てということ。

ここで注意が必要なのが、「受動的な楽観主義」に陥らないこと。

「能動的な楽観主義」と「受動的な楽観主義」の何が違うのか。簡単に説明すると。

「能動的な楽観主義」・・・状況を自分でコントロールする
「受動的な楽観主義」・・・状況を他人にコントロールされる

良い状況を自分の行動で引き寄せるのか、良い状況は誰かがなんとかしてくれるだろうと他人の行動に身を委ねるのかが大きな違いです。

良い方向に向かいたいと言う気持ちは一緒なんですが、過程が全然違います。

おそらく心が折れちゃう人の多くが、他人に身を委ねていることが多いのではないでしょうか?

「職場の上司と合わないから…」「家庭環境が良くなかったから…」「周りが優秀な人ばかりだから…」

このような考え方は注意が必要。簡単に心が折れてしまう原因になります。

ポイントは「能動的な楽観主義」=「困難なことも自分なら解決できる」=「自信を持つ」

という思考でいきましょう。

決断力と行動力

高いレジリエンスを身につけるためには、決断力と行動力が必要です。

決断力とは、目の前の課題や困難と正面から向き合う力

行動力は、決断したことを悩まずにやってみる力

自信はあるけど、なかなか決断して、行動することは難しいです。

それはなぜかと言うと、7つのできない理由があるからです。

決断と行動ができない理由7選
  1. 失敗が怖くて動けなくなる
  2. 人と違うことをして馬鹿にされるのが怖い
  3. 先延ばし癖があり、行動を起こすのに時間がかかる
  4. 行動の目的をうまく説明できず、行動をためらう
  5. 全員を喜ばせようとする
  6. 挑戦の大きさに圧倒される。情報集めすぎる
  7. 長期の目標を見失い根本的な解決にならない

自信があっても、これらの理由で決断と行動ができない場合があります。

特に、失敗を恐れて行動できないことは、誰しも経験があることです。失敗怖いですよね。

けーぼう
けーぼう

ホンマは、大門未知子みたいなセリフ言いたいんやけどな…

ここであのバスケットボールの神様の名言を紹介して、失敗を恐れない思考法を紹介します。

「私は失敗を受け入れられる」とジョーダンは言う。「失敗は誰でもするものだからね。私が受け入れられないのは、挑戦しないことだ」

『STRONGER「超一流のメンタル」を手に入れる』P123より引用

決断力と行動力を身につけるために一番大切なのって、「挑戦する気持ち」だと思います。

怖がっていても何も変わりません。確かに変わるのって怖いことです。

「仕事が嫌だ」「上司が嫌だ」

そうは思っていても、変化する方が怖い。いっそ我慢してしまおうと諦めるのが人間です。

しかし、我慢して何か変わるのでしょうか?

いずれ変わるかもしれませんが、変わらなかったらどうしますか。

マイケル・ジョーダンのように、失敗することよりも挑戦することの方が受け入れられないと考えられると、失敗することよりも、挑戦や行動しないことの方が怖く思えてきます。

失敗なんて怖くない。挑戦しない方が怖いのです。

道徳的な指針

道徳的な指針とは、「正直さ」「高潔さ」「誠実さ」「倫理的な態度」。

うーん。いまいちわかりにくい。この箇所が読んでいて一番難しいと感じるところでした。

自分なりに解釈したんですが、

信用や信頼を得られる行動を取りなさい

と言われているような感じでした。キーワードは信用・信頼です。

いくら自信を持って、挑戦をしていても、周りから見て信用されなかったり、信頼されないことであれば、それは間違った行動だと言えます。

困難や課題にぶち当たってるときって、余裕がありません。

そんなときに、嘘をついたり、いいかげんな行動をとると周りからの信用を落とすことになります。

信用を落とすと、挑戦していても周りから応援されません。

別の項目でも触れますが、挑戦して成功するために、周りのサポートは必須なことと言えます。

なので、周りから見て、信用される行動をとることが大切です。

いかなる決断や行動も嘘偽りがあっては、応援してくれる人は逃げていってしまいます。

信用と信頼を得られる行動をとることで、成功を応援してくれる人を引きつけましょう。

粘り強さ。

粘り強さありますか?

困難を経験しても粘り強く、行動し続けることが心のボディアーマの耐久度を上げることにつながります。

この理由を筋トレを具体例に紹介します。

筋トレって、筋肉に傷をつけ、弱める。その弱った筋肉自身が「回復してさらに強くなるで〜」という感じで、筋肉を太く強くするようになっています。

つまり、筋肉を強くするには、一旦弱らせないといけません。

なので、心も同じ。

強くするには、一旦弱らせる必要があります

だた、筋肉と違って、心を傷つけて弱らせるのってかなり怖くないですか?わたしはめっちゃ怖い。

「失敗する」「周りからバカにされる」「やりたくないことをする」

このようなから逃げず、粘り強く取り組むことが肝心です。

精神的に、「嫌だなぁ」と思っても粘り強く踏ん張ることで、折れそうな心を守る力が身に付きます。

ここでは、発明家トーマス・A・エジソンの言葉を紹介します。

人生における失敗の多くは、成功に近づいていることに気づかずにあきらめてしまうことだ。
トーマス・A・エジソン

『レジリエンス「超一流のメンタル」を手に入れる』P191より引用

失敗するとなんか悪い方向に進んでいる気がします

けど、実は失敗を経験することは、成功に近づいている証拠です

きっと人生における成功と失敗って、最初から与えられた数が決まってて、失敗し続けると、失敗の数が減って、あとは成功する回数の方が多くなるんちゃうかなって思うようにしています。

失敗しているときこそ、成功に近づいていると思う

そう思えば、失敗を粘り強く越えていけるはずです。

苦しいときほど、成功に近づいています。粘り強くいきましょう。

周りのサポート

周りのサポートを得られることで、逆境から立ち直り、成功への可能性がグッと近づきます。

心折れそうなとき、仲間の存在って大きいですよね。

わたしは中学、高校とバスケットボール部に所属していました。

練習がしんどかったり、試合に出られないことや勉強との両立が難しい時期がありました。

心が折れそうになり何度も辞めようと思っていましたが、卒業まで続けることができたのは一緒に支え合える「仲間」がいたからです。

レジリエンスでは、周りのサポートを得ることも重要とされています。

そして、周りにサポートを与えることも重要とされています。

自分だけでは、乗り越えられない逆境も仲間と支え合いながら協力することで、より困難な課題や逆境を越えていけるのだと思います。

最強のメンタルを手に入れて無敵になろう

さて、心のボディアーマを手に入れる準備は整いました。

次の5つの要素を手に入れてください。理解できたら実践あるのみ。

  • 能動的な楽観主義(自信を持つ)
  • 決断力と行動力(失敗を恐れず挑戦する)
  • 道徳的な指針(信用を得る)
  • 粘り強さ(成功に近づく)
  • 周囲のサポート(みんなで逆境を越える)

あなただけのレジリエンス=心のボティアーマを手に入れて、どんな逆境も乗り越えて、高い目標を達成していきましょう!

ボディアーマの装備は忘れずに!持っているだけでは、意味がありませんので…。

それでは、またっ。

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