【情報発信】本当にやりたいことを探す〜価値観編〜

情報発信

お疲れさまです!サイト管理人&執筆担当のけーぼうです!このサイトは、「凡人公務員がブログでスキルアップを目指す」をテーマに運営する情報発信のサイトです。

以前、『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』の感想を書きました。

今回は、実際にワークに取り組んだ結果をこちらに書きながら、自分のアウトプットとして紹介します。

この記事は

・自分のことを見つめ直したいと思う30代公務員
・やりたいこと探しって具体的にどうするのという就活中の学生さん
・本読んだけど、やりたいこと探すの難しいと感じる公務員…(←わたしです)

に向けて記事を書きます。

この記事を読んで、やりたいこと探しの、一歩を踏み出すきっかけになればと思います。

では、早速まいりましょう。

やりたいことって?

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』で、「やりたいこと」とは、次のように書かれていました。

【公式】やりたいこと=好きなこと×得意なこと

しかし、これでは、完全なやりたいことではなく、不完全な「やりたいこと」を見つけることになる。

そこで、完全体にするためには、次のような公式が書かれていました。

【公式】本当にやりたいこと=好きなこと×得意なこと×大事なこと

イメージ図を表すと下図みたいな感じです。

やりたいことの公式。情熱と才能だけでは、不完全。さらに自分の価値観を要素に加えること。

つまり、やりたいことを見つけるためには、自分の「好きなこと」と「得意なこと」を掛け合わせることに加えて、自分の「価値観」をさらに掛け合わせることによって、「本当にやりたいこと」が見つかるということです。

「好き×得意=やりたいこと」を仕事にしてしまうと、どうしても自己満足に陥ってしまいます。

なので、やりたいことに価値観を加えることで、自分の人生の目的と仕事の目的が明確になり、自分のやりたいことが、価値を生み出し、周りに影響を与えることができるようになります。

3つの要素

ここで、簡単に本に書かれていた、本当にやりたいことを探すための、3つの要素について紹介します。

1.大事なこと(価値観)・・・人生の目的や働く目的。なぜやるか。
その人の生き様。こうありたいという状態のこと。やりたいことを探すためには、一番理解しておかなければならない要素で、かつ一番探すのに時間がかかる要素だと感じました。

就活で、「自分の軸を持ちましょう」と言われることがありますが、この軸と言われるものが、価値観に似ていると思います。

2.得意なこと(才能)・・・苦労することなく自然にできること。どうやるか。
意識せずとも自然にできること。無意識にできていることや「こんなん仕事といっていいの?」と思えるようなことです。

就活では、長所としてPRすることがあります。

3.好きなこと(情熱)・・・ずっと関わっていたい、もっと知りたいと思うこと。(何をやるか)
これは単純に自分の興味の赴くまま、好きなことを思い出せばみつかるのではないでしょうか。

就職活動では、業界と捉えるとわかりやすいかもしれません。

わたしの大事なこと(価値観探し)

本当にやりたいことを見つけるために、

①大事なこと(価値観)→②得意なこと(才能)→③好きなこと(情熱)

の順番で、3つの要素を見つけていくことが自己理解メソッドのルールとありました。
本を読みながら、大事なこと(価値観)を見つけるためのワークに取り組みました。

価値観を見つけるための流れは、次の5つのステップを踏んで進められます。

1.質問に答えて、価値観キーワードをリストアップする。
2.価値観をマインドマップにまとめる。
3.価値観を、他人軸から自分軸へ転換する。
4.価値観ランキングを作る。
5.仕事の目的を決める。

まず、質問に答えるところからです。

用意されている質問は、シンプルで答えやすいものばかりです。

例えば、「尊敬する人は誰ですか?」「社会に何が足りないと思いますか」など
質問にどんどん答えていきます。

で、ここがとても時間がかかりました…。

質問に対する答えに対して、自分にどのような価値観があるかということを絞り出す作業があります。
語彙力の乏しいわたしは、「これどう表現したらええんやろ…」と考えてしまいましたが、本の巻末に、価値観キーワードが100載っているリストがあるので、それを使いながら何とか絞りだしました。(巻末特典を見るだけでもこの本には価値があると思います)絞り出したものを参考に載せておきます。

かなり見づらいですが、こんな感じで、質問に答えて、価値観キーワードを探しました。

価値観をリストアップしたら、次は、マインドマップにまとめてみます。

出てきた価値観キーワードをグルーピングすることで、自分の価値観がハッキリとする。

こんな感じでまとめてみました。おそらくグルーピングに正解はないので、自分なりすればいいと思います。まとめるときは深く考えすぎす、「これかも」と思うキーワードを取り上げています。
この作業は一回やって終りではなく、定期的に見直しをするとさらに精度が上がるので、続けていきたいと思います。

そして、価値観のリストアップ、マインドマップグルーピング作業が終わったら、

価値観の「他人軸」→「自分軸」に転換する作業です。

本では、価値観は人それぞれで、正解はないと書かれていましたが、自分でコントロールできないことを価値観に入れない方がいいということでした。

例えば、私の場合、「周りから認められたい」という価値観があるのですが、これって認めるのは結局他人なわけで、自分でコントロールできないことです。

他人を動かすことはできないので、自分でコントロールできることを価値観にする方が、しんどくないし、理にかなってるわけなんですね。

具体的に、他人軸から自分軸に転換するためには、その価値観より先にある手に入れたいものを見つけるという作業です。

こんな感じで、

・周りから認められたいのは何のため→否定されたくない
・否定されたくないのは何のため→自分が満足する状態になりたい
・自分が満足する状態になったら何がしたい?
 →自分も相手も満足できる状態にしたい。(お互いを受け入れる=受容)
 →それは周りから認められないとできない→できる
 (認められる必要はなくて、個々人の考えを受け入れる。肯定も否定もしない)

難しい作業ですが、腑に落ちるまで時間をかけてやることをオススメします。わたしもまだまだやりきれてないので、価値観の「他人軸」から「自分軸」にする作業はもっとやらないとです。

価値観の転換作業が終わったら、価値観ランキングを作って価値観の優先順位を決めていきます。

ランキングを作っておくと、人生の最終目的がわかるので、何かを選択するときに、迷いを減らすことができ、最良の選択をすることができるとのことでした。

三角形の下が最初に満たすべき「土台」となっている価値観。上に行くほど、「最終的な目的」となる。

三角形の下が自分の土台となる価値観で、下の価値観が上を支えているイメージです。

そして、上に行けばいくほど、自分の人生の最終目的、つまり自分がどのような状態になることを望んでいるのかということがわかります。

言葉にしてランキングを並べているだけだと、わかりにくいですが、

図に落とし込んでみると、すべての価値観がつながりを持っていて、最終的に自分が大切にしていることを理解することができました。

そして、ワークの最後に「仕事の目的」を決めていく作業です。

自分の価値観がわかっても、それをどのように価値提供するのかを理解しておかないと、やりたいことが見つかってもそれは仕事と言えず、趣味の自己満足に陥ってしまいます。

ワークでは、仕事でどのような価値観を提供してきたのかを振り返り、提供しようとした価値の中で、一番多いものが、仕事の目的になるということでした。

価値を提供しようとした経験提供しようとした価値
塾のアルバイトで、歴史の授業をわかりやすく
伝える工夫をした
思いやり、成長
仕事で後輩に相談された時、悩みが解消されるまで、
何回も話を聞いた
思いやり、成長、受容
部活で、チームの役に立つために、練習を欠かさず行い、
試合に出られるようになった
責任感、向上心
仕事で、学生が行きたい求人先があればできるだけ求人開拓
するよう心がけた
思いやり、挑戦、
仕事で、PC操作について聞かれたらすぐに答えるようにした思いやり、人間関係、
広報紙のデザインを今までと違うものに変えた
(読者にわかりやすいもの)
挑戦、思いやり
体験入学で、全体の流れが上手くいくよう、
情報共有をおこなった
柔軟、責任感、熱中、受容
自分のよいと思った本はオススメして貸している成長、変化
学生面談では、学生の思いをくみとり、話をきくようにした成長、挑戦、受容
留学生対応では、留学生の悩みそうなことを自分で調べて、
こちらから声をかけるようにした
思いやり、受容、成長
過去の経験を洗い出し、自分がどんな価値を提供しようとしていたのかを書き出しました。
提供しようとした価値は自分の価値観リストから選んでいます。

ワークの結果、

わたしは、

・思いやり(他人に寄り添うことで価値を提供する)
・成長(良い方向への変化と成長する価値を提供する)

この2つが自分の仕事の目的だということがわかりました。

このワークをやってみて、人の成長に関わる仕事が、やっていて苦にならないし、自分の向いている仕事なのかなと思いました。

実際に前の職場で、学生の就職支援や留学生の学習支援をしているときは、仕事というより、純粋に楽しいことに関われているという感情が強かったです。

まとめ

すこし長くなりました。

大事なこと(価値観)探しをしていく中で、今まで自分の価値観ってなんかふわっとしたもので、曖昧だったということに気づきました。

価値観探しをした感想は、

価値観を探すのは時間がかかるし、頭も使うし、大変でしたが、言語化することで、腑に落ちる形になる。

そういう意味では、価値観の言語化を行うことは、自分の人生の方向性を明確にして、間違った方向に進まないための道標をつくることにつながると感じました。

とりあえず価値観は見つかりましたが、残りの「得意なこと」「好きなこと」はまだです。、

この2つの要素も記事にして紹介していきたいと思います。

早くモヤモヤから解放されたいですが、じっくりしっかり自己理解進めていきます!

それでは、またっ。

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