【感情のトリセツ】自分の取扱説明書を作るメリット3選

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イライラや不安、心配ごとが頭から離れないことってありませんか?

どうもけーぼうです。

30代を過ぎてから、「人生このままでいいのかなぁ」という不安な感情に包まれる日々が多くなりました。

こんなことを20代のときに、もっとしておけばよかった…」と思っても時間は戻ってきません。

そこで、そんな不安な感情から解き放ってくれる「自分の取扱説明書」を作るメリット3選を紹介します。

この記事は、

・感情に振り回されて、なかなかモチベーションが上がらない人
・ネガティブな感情に包まれて、嫌な思いをすることが多い人
・年齢を重ねるにつれて、自分が何者なのかわからなくなってきた人(←わたしです)

な人に向けて書いています。

この記事を読めば、

・モチベーションを上げるコツがわかる
・ネガティブな感情をエネルギーに変える方法がわかる
・自分が何者かを理解して、自分のすべき行動がわかる

このような気付きが得られます。

それでは、早速まいりましょう。

自分の取扱説明書とは

ここで紹介する自分の取扱説明書とは、「感情の取扱説明書」だと思ってください。

そもそも取扱説明書とは、家電やスマホなど、何か商品を買ったときについてくるものです。

説明書と言えば、

・どんな機能があるか知りたいとき
・その機能の使い方を知りたいとき
・故障したときの対処法を知りたいとき

こういう場面で見るものです。

例えば、電子レンジは、食べ物を温めることがメインの役割ですが、いろんな機能がついているものもあります。

わたしの持っている電子レンジであれば、お弁当を温める以外に、揚げ物を作ったり、ピザを焼いたり、スチーム加熱調理をしたり他にも使いこなせてない機能がたくさんあります。

あと電子レンジに入れたのに、全然温まってない、レンジから黒い煙が出ているときは説明書を見て、対処法を探ります。
つまり故障しているのかと疑うときです。
そして必要であればカスタマーセンターに問い合わせたりという具合になると思います。

それでは、電子レンジの例を、自分取扱説明書に置き換えてみます。

自分の取扱説明書はどんなときに見るのかというと、

・どんなときにどの感情を抱くのか知りたいとき
・その感情を抱いたらどんな行動をとるのか知りたいとき
・負の感情を抱いたときの対処法を知りたいとき

こんな風に言い換えることができます。

つまり、自分の取扱説明書は「感情と行動」がどのように結びついているのかを理解すること。そして「故障=負の感情」を抱いたときの対処法を知り、人生を良い方向へ導くための道しるべの役割を持つものだと言えます。

それでは、次に自分の取扱説明書を作る具体的なメリットを紹介します。

自分の取扱説明書を作る3つのメリット

自分お取扱説明書は、別の言い方をすると「感情の取扱説明書」と説明をしました。

もう少し詳しく解説すると。
どんな感情のときに、どのような行動を取るのか。
これらを整理して書き記したのが「自分の取扱説明書」です。

なぜ、このような説明書つくる必要があるのかというと。
人は感情から行動を起こす生き物だからです

例えば、ラーメンを食べるという行動を取る場合、

・お腹が空いた=空腹=不快感
・テレビで見た=美味しそう=期待感

まぁ、理由はともあれ、何かしらの感情が人間の行動を突き動かしていると言えます。

なので、

・自分がどんなときにどんな感情を抱くのか
・どんな感情のときどのような行動を取るのか

これらを知ることで得られるメリットを紹介します。

感情をコントロールできる

「イライラしすぎで、仕事に集中できない」
「プレゼンが不安すぎて、トイレから出られない」
「つまらなさすぎて、仕事辞めたい」

こんなこと思ったことありませんか?
これって完全にネガティブな感情に支配されている状態です。

わたしも、仕事を押し付けられたり、上司がコロコロ意見を変えることに不満を感じたりして、一日中イライラして仕事に集中できない日がありました。
こんな精神状態のときって、


ミスが起こりやすい
作業がぜんぜん進まない
あまり良い成果は出せない

大体うまくいかないことが多いです。

ここで役立つのが自分の取扱説明書。

なぜ役に立つかというと、そこには自分の行動の仕組みが書かれているから。

自分がどんなときにネガティブになるのか。
逆にどんなときにポジティブになってモチベーションが上がるのかを理解していれば、ネガティブを避けることができます。

感情さえコントロールできれば、仕事に集中できない感情から抜け出し、集中できるようにもなれます。

時間を有効活用できる

感情を理解することができれば、無駄な感情に振り回されることがなくなります。

自分が「イライラしてる」とか「不満を抱えている」ということが分かると、悩む時間を減らすために、モチベーションの上がる行動をとり、時間を無駄に過ごすことがなくなる。

ブログが書けないなぁと悩んでいるときモチベーションを上がる行動を取ればいいのです。

わたしの場合は、趣味の水槽を見たり、ウォーキングをすることで気持ちの切り替えができます。
なので、負の感情に包まれても、ダラダラと悩む時間が減り、やりたいことに集中できるようになりました。
この感情と行動のセットを理解することは、自分の気持を立て直すにはオススメなので、ぜひ一度考えてみてください。

人間関係を円滑に構築できる

自分の感情を理解できる人は、良い人間関係を構築できます。

例えば、上司に毎日のように嫌味を言われるとしましょう。
ホッチキスの位置が違うだの、押印の位置が少し横にズレてるだの…。
さぁ、毎日のようにこんな嫌味を言われたらどう思いますか?
きっとイライラし、もう嫌!となりますよね。

こんなときに自分の感情と行動を理解できていると、自分がその人にどんなネガティブ感情を抱いているのかを理解できるので、客観的にその状況を見つめることができます。

客観的に状況を見つめることができると、冷静に次の行動ができる。

つまり、すぐにストレス発散できるようになり、気持ちの切り替えも早くできます。

直属の上司とか同じ部署の人であれば、完全に距離を置くことは難しいと思いますが、こんな感情になっても損するだけという風に考えることができれば、少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。

自分の取扱説明書の作り方

今回は、『30代にとって大切な17のこと』(著作:本田健さん)を参考に、自分取扱説明書の作り方を紹介します。

17の質問に答える

30代にとって大切な17のこと』では、人生で一番忙しい10年間が30代という風に書かれていて、そんな忙しい日々をうまく過ごすには、感情を上手く扱うことが重要であると書いてありました。

そこで重要なのが、感情と行動を把握するための「自分の取扱説明書」。

本で紹介してあった「自分の取扱説明書」の作り方は、17の質問に答えるという方法でした。

では、作成を進めるための質問項目を紹介します。

【自分取扱説明書】ー自分のことがよくわかる17の質問

< 1>あなたは、誰ですか?
< 2>あなたの好きなものは何ですか?
< 3>あなたが苦手なものは何ですか?
< 4>あなたが嬉しいと思うことは、どんなことですか?
< 5>あなたがイライラするときは、どんなときですか?

< 6>あなたのエネルギーはポジティブですか、それともネガティブですか?
< 7>あなたのエネルギーを多く消費しているものは何ですか?
< 8>あなたのエネルギーを回復させるものは何ですか?

< 9>あなたが許せないことは何ですか?
<10>あなたが癒やされるのは、どんなときですか?
<11>あなたのモチベーショを劇的に上げるものは何ですか?
<12>あなたのモチベーションをドーンと下げるものは何ですか?
<13>あなたが一緒にいたい人は誰ですか?
<14>あなたが一緒にいたくない人は誰ですか?

<15>あなたの夢は何ですか?
<16>あなたが今、欲しいものは何ですか?
<17>あなたが楽しみにしていること、ワクワクすることは何ですか?

『30代にとって大切な17のこと』P102、103から引用

この17の質問に答えることで、自分の感情と行動について整理することができます。
太字にした質問は、わたしが特に理解しておいたほうがいいと思った質問です。

例えば、<5>あなたがイライラするときは、どんなときですか?
わたしは、イライラすると他のことが考えられなくなってしまい時間を無駄にしてしまいます。


・考えを押し付けられたとき

・調和を乱されたとき
・責任感のない行動を取られたとき
・決めつけでやりたいことができないとき

わたしは、このようなときにイライラしてしまいます。
なので、こういうことが起こった場合に取るべき行動やストレス発散法を知っていれば、イライラを抱えたままになりません。
負の感情に支配されることなく、対処できるようになります。

実際に質問に答えてみたので、そちらも参考に載せておきます!

1時間ぐらいでできたので、ぜひ取り組んでほしいと思います。

わたしの質問に対する回答を参考に。

自分の取扱説明書で、人生をうまく取り扱おう

感情に振り回されていると感じるときは、一度立ち止まることが大切です。

自分の取扱説明書を作るメリット

・感情をコントロールできる
・時間を有効に活用できる
・人間関係を円滑に構築できる

自分の取扱説明書を作ること=自分の感情と向き合うことには、3つのメリットがあります。
説明書を作るのは、時間もかかるし、ちょっとめんどうだと思います。

しかし、自分の取扱説明書を持っていることで、時間の有効活用につながったり、自分が何をすべきかがわかるので、結果的にはおすすめです。
少しの手間で、今後の豊かな人生を過ごすツールを手に入れましょう。


それでは、またっ。

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